〔樋田久美子
健康福祉部長 登壇〕
◎樋田久美子
健康福祉部長 認定第3号、
令和3
年度大和市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきまして補足の説明を申し上げます。
決算書の26、27ページをお開きください。歳入から主な内容について御説明申し上げます。
第1款の介護保険料は、収入済額が39億4117万1483円で、対前
年度比2.5%の増となっております。
第2款の
国庫支出金は、収入済額が34億4007万8378円でございます。介護給付費及び地域支援
事業に係る負担金等で、対前
年度比0.1%の増となっております。
第3款の支払基金交付金は、収入済額が43億3124万6000円でございます。社会保険診療報酬支払基金から交付された交付金で、対前
年度比4.2%の増となっております。
第4款の県
支出金は、収入済額が23億6679万8890円でございます。介護給付費及び地域支援
事業に係る負担金等で、対前
年度比3.2%の増となっております。
第6款の繰入金は、収入済額が28億5275万7332円でございます。介護給付費及び地域支援
事業に係る市負担金等と
認定事務に係る事務費及び職員給与費等を
一般会計から繰り入れたもので、対前
年度比8.1%の増となっております。
続きまして、28、29ページをお開きください。歳出の主なものについて御説明申し上げます。
第1款の総務費は、
支出済額が4億7627万2713円でございます。職員の給与費、賦課徴収経費及び介護
認定に係る経費など、介護保険
事業の運営のための経常的経費として
支出したものでございます。
第2款の保険給付費は、
支出済額が155億753万8255円でございます。居宅介護サービスや地域密着型サービス、施設介護サービスなどに要した経費で、対前
年度比4.9%の増額で、予算に対する執行率は98.8%となっております。
第3款の地域支援
事業費は、
支出済額が7億7580万6243円でございます。介護予防・日常生活支援総合
事業及び包括的支援
事業・任意
事業といたしまして、いわゆる総合
事業や市内9か所の地域包括支援センターの運営などに要した経費でございます。
以上で補足の説明を終わらせていただきます。
○
議長(
中村一夫議員) 続いて、
日程第12、
認定第4号、
令和3
年度大和市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、――
市民経済部長。
〔佐藤則夫
市民経済部長 登壇〕
◎佐藤則夫
市民経済部長 認定第4号、
令和3
年度大和市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について
補足説明を申し上げます。
決算書の30、31ページをお開きください。歳入から主なものについて御説明申し上げます。
第1款後期高齢者医療保険料は、収入済額が26億3960万8820円で、前
年度と比較いたしますと1.1%の増加となっております。
第2款繰入金は保険基盤安定繰入金など
一般会計からの繰入金でございます。収入済額が4億4118万7042円で、前
年度と比較いたしますと2.0%の増加となっております。
続いて、歳出の主なものについて御説明申し上げます。決算書の32、33ページをお開きください。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者より徴収した保険料を神奈川県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
支出済額は30億4607万5215円で、前
年度と比較いたしますと3.0%の増加となっております。
以上で
補足説明を終わらせていただきます。
○
議長(
中村一夫議員) 続いて、
日程第13、
認定第5号、
令和3
年度大和市
病院事業会計決算について、――
病院事務局長。
〔山崎 浩
病院事務局長 登壇〕
◎山崎浩
病院事務局長 認定第5号、
令和3
年度大和市
病院事業会計決算につきまして補足の御説明を申し上げます。
決算書の298、299ページをお開きください。当該
年度の経営状況を表します
収益的収入及び
支出について御説明申し上げます。
それでは初めに、収入の第1款でございますが、病院
事業収益は
税込みで決算額131億5497万9568円となりました。
第1項の医業収益は入院及び外来に関する診療収益が主なものでございます。
第2項の医業外収益は小児医療や企業債利息等に係る
一般会計からの負担金や国、県からの補助金が主なものでございます。
第3項の特別利益は過
年度損益修正益でございます。
次に、
支出でございます。第1款病院
事業費用は
税込みで決算額122億666万3872円となりました。
第1項の医業費用は、給与費、材料費、経費、減価償却費が主なものでございます。
第2項の医業外費用は企業債支払利息等でございます。
第3項の特別損失は過
年度損益修正損等でございます。
以上が
収益的収入及び
支出でございますが、収入の欄外に記載しております
税抜き決算額131億2936万4360円から
支出の欄外に記載しております
税抜き決算額121億8391万3711円を差し引いた純利益は、302ページの損益計算書の下から4段目にあります9億4545万649円となっております。
続きまして、300、301ページにお戻りください。病院運営に必要な資産を整備するための
資本的収入及び
支出につきまして御説明申し上げます。
収入の第1款
資本的収入は決算額7億2192万4000円となりました。
第1項の負担金は企業債償還金に係る
一般会計からの負担金でございます。
第2項の企業債は
医療機器や施設整備のために借り入れたものでございます。
第3項の補助金は
医療機器の整備のための国、県からの補助金でございます。
第4項の寄附金は
医療機器の購入に充てるために受け入れた寄附金でございます。
次に、
支出の第1款
資本的支出は決算額14億3331万9283円となりました。
第1項の建設改良費は
医療機器等の資産購入や建設改良工事でございます。
第2項の企業債償還金は企業債の元金償還金でございます。
この結果、欄外にあります
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額7億1139万5283円につきましては
過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。
次に、316ページをお開きください。
(1)資産購入の概要につきましては、主なものとして、上から15段目にあります白内障・硝子体手術装置や、上から23段目にあります一般X線撮影装置(その2)を更新いたしました。
続いて(2)建設改良工事の概況につきましては、冷温水発生機の更新工事のほか、院内トイレの洋式化工事等を行いました。
続きまして、317ページを御覧ください。業務量でございますが、ア.入院診療の中段、1日平均患者数は241.3人で、前
年度に比べ4.9人減少いたしました。イ.外来診療の中段、1日平均患者数は790.5人で、前
年度より41.3人増加いたしました。また、ウ.一般病床利用状況下段の占床率は59.9%で、対前
年度比1.2ポイントの減少となりました。
なお、
事業の詳細につきましては、311ページ以降の決算附属書類を御参照いただきたいと存じます。
以上で
補足説明を終わらせていただきます。
○
議長(
中村一夫議員) 続いて、
日程第14、
認定第6号及び
議案第29号、
令和3
年度大和市
下水道事業会計決算及び利益の処分について、――
環境施設農政部長。
〔飯塚隆広
環境施設農政部長 登壇〕
◎飯塚隆広
環境施設農政部長 認定第6号及び
議案第29号、
令和3
年度大和市
下水道事業会計決算及び利益の処分について補足の説明を申し上げます。
決算書338、339ページをお開きください。初めに、
令和3
年度大和市下水道
事業決算
報告書の主な内容について御説明いたします。
収益的収入及び
支出は、下水道
事業の経営活動に伴い発生する経費でございます。
収入の第1款下水道
事業収益第1項営業収益は決算額40億9939万7276円で、下水道使用料が主なものでございます。
第2項営業外収益は決算額29億5134万6520円で、減価償却費に対する長期前受金戻入が主なものでございます。
続きまして、
支出の第1款下水道
事業費用第1項営業費用は決算額59億9640万7405円で、下水道施設の維持管理費や減価償却費が主なものでございます。
第2項営業外費用は決算額4億5914万6819円で、企業債の利息が主なものでございます。
第3項特別損失は、決算額6億2383万4048円で、固定資産台帳の変更などによるものでございます。
続きまして、決算書340、341ページをお開きください。
資本的収入及び
支出は下水道施設の整備などの経費でございます。
収入の第1款
資本的収入第1項企業債は決算額17億8820万円で、建設改良費の借入れでございます。
第2項他
会計負担金は決算額6億7227万3000円で、
一般会計からの負担金でございます。
第5項補助金は決算額13億2090万4000円で、建設改良費に係る
国庫支出金でございます。
続きまして、
支出の第1款
資本的支出第1項建設改良費は決算額27億2401万4566円で、下水道施設の改築更新費が主なものでございます。
第3項企業債償還金は決算額23億4981万9950円で、企業債の元金償還金でございます。
続きまして、決算書の342ページをお開きください。
令和3
年度大和市下水道
事業損益計算書でございます。
下から8行目にございますとおり、経常利益は5億162万2398円でございます。また、下から3行目にございますとおり、経常利益に特別利益及び特別損失を反映しました当
年度純利益は2億185万3296円の黒字でございます。
次に、
議案第29号の利益の処分について御説明いたします。決算書の344ページをお開きいただき、下段にございます
令和3
年度大和市下水道
事業剰余金処分計算書を御覧ください。右端の列にございます未処分利益剰余金につきましては、議会の議決による処分額として、
減債積立金へ当
年度純利益の全額である2億185万3296円を積み立てるとともに、
令和3
年度に
減債積立金から使用した5億1727万3132円を
資本金への組入として処分するものでございます。
以上で補足の説明を終わらせていただきます。
○
議長(
中村一夫議員)
提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。
認定第1号外13件について質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
中村一夫議員) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
認定第1号外13件につきましては、お手元に配付してあります
議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
――
―――――――――― ● ―――――――――――――
○
議長(
中村一夫議員)
△
日程第23、請願第4−5号、国による
義務教育財源の保障、
教育の
機会均等と水準の維持・
向上並びに行き届いた
教育の実現を求める
請願書から
△
日程第26、陳情第4−24号、「
大和市
心身障害者医療費助成制度の改善」についての
陳情書まで、以上4件を
一括議題に供します。
請願について紹介議員の説明があれば発言を許します。――10番、佐藤正紀議員。
〔10番(佐藤正紀議員) 登壇〕
◆10番(佐藤正紀議員) 請願第4−5号、国による
義務教育財源の保障、
教育の
機会均等と水準の維持・
向上並びに行き届いた
教育の実現を求める
請願書についてですが、本請願は我が国の将来を担う子供たちが高い
教育を受けられるよう
意見書の提出を求めるもので、趣旨は以下の4点であります。
1、
教育の
機会均等、水準の維持・向上、無償制の維持に不可欠な義務
教育費国庫負担制度を存続・拡充させること。また、学校事務職員・学校栄養職員をその対象から外さないこと。さらに、義務
教育教科書無償制度を継続すること。
2、行き届いた
教育を実現するために、小学校の35人以下学級を計画的に進め、中学校での35人以下学級を早急に策定すること。また、30人以下学級の実現に向けて検討すること。
3、学校の働き方改革・長時間労働の是正を実現し、教職員が子どもと向き合う時間を確保するために、加配の配置増など教職員定数改善を推進すること。また、スクール・サポート・スタッフ、介助員等の専門スタッフ職の拡充、
教育環境を整備するための予算を確保・拡充すること。
4、子どもたちの心に寄り添うための、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの拡充を行うこと。
以上、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
中村一夫議員) ほかに紹介議員からの説明はありますか。――7番、布瀬 恵議員。
〔7番(布瀬 恵議員) 登壇〕
◆7番(布瀬恵議員) 請願第4−6号、
大和市立小中学校支援学級ヘルパーの増員についての
請願書について、紹介議員として説明を行いたいと思います。
請願書の冒頭にあるように、現在教員の過重労働とともに、それに連動して教員の不足が全国的な問題となっています。それは、今年1月に文部科学省の発表した教員不足に関する実態調査でも明確となりました。その中で、特別支援学級に目を向けてみますと、支援学級在籍の児童生徒数は年々増加しており、その状況は
大和市でも同様です。特別支援学級では児童生徒一人一人の
教育的ニーズに合わせた指導や支援を行っていく必要がありますが、必要な支援は児童生徒一人一人違っています。しかし、教員の配置は国の義務標準法の教員定数に基づいて配置や加配が行われており、実態と合っていないという現状があります。
請願書の中にその具体的な例は少し記載されていますが、子供と一緒に登校した支援学級の保護者が、教室外にいる児童を見つけて一緒に教室に行ってみると、教員は別の児童の対応で不在で、朝の登校時間の対応をヘルパー1人が行っているような状況が日常的にあるようです。支援学級には日常生活動作のサポートや移動の支援を行うヘルパーと呼ばれる支援員がおられますが、ヘルパーの配置は市の予算で行われており、市の採用で増員できるヘルパーを児童生徒の支援の状況に合わせて配置していただきたい、増員していただきたいというのがこの請願の趣旨です。また、現場からの切実な声として224筆の署名も集まっています。
皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。以上です。
○
議長(
中村一夫議員) ただいま議題となっております請願第4−5号外3件につきましては、お手元に配付してあります請願・陳情付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
――
―――――――――― ● ―――――――――――――
○
議長(
中村一夫議員) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
午前10時09分 散会...